冬休み中に食べすぎて、ゆるんだ体型が気になってきている人も多いのでは。運動をしようと思っても、今の時期は寒くてなかなか続けるのが難しいですよね。
そこで今回は、飲んでダイエット効果が期待できる「桑の葉茶」の魅力についてご紹介します。これなら飲むだけなので、簡単に続けられますよ!
桑の葉茶ってどんなもの?
桑の葉茶は、ハーブの世界では「マルベリー(リーフ)」、漢方の世界では「桑白皮(ソウハクヒ)」として、世界各国で使用されています。
スーパーフードとしても、ドライマルベリーの実が食されています。
実はこの桑の葉茶に含まれる成分が、いま注目を集めているのです。
どんな効果があるの?
今回は桑の葉に限定してご紹介します。
日本の歴史の中では、さかのぼること鎌倉時代。当時、糖尿病のとこを飲水病と呼んでいました。
この飲水病の治療にも、「桑の葉」が使用されていたという文献(喫茶養生記)が残っているほど、古くから使用されていたハーブなのです。
桑の葉には、「デオキシノジリマイシン」という成分が含まれています。
通常、炭水化物や芋類などの糖質が含まれているものを食べると、「α-グルコシターゼ」という酵素が働いて「ブドウ糖」へと分解され、その後、吸収されるようになっています。
この「α-グルコシターゼ」の働きを抑えてくれるのが、桑の葉に含まれる「デオキシノジリマイシン」で、食事をした時の血糖の急上昇を抑え、糖の吸収を穏やかにしてくれる効果があります。
飲むだけだからカンタン!
桑の葉茶を使用したダイエット方法は、いたってシンプル。1日2~3回、食事を摂る前に桑の葉茶を飲むだけです。
一気に飲み干すというよりも、食前から飲み始めて、食中も時間をかけて飲むという方法がおすすめ。
甘いものが好きな方やお酒が好きな方は、これらを摂取する前に飲んでみてください。
また、桑の葉茶は体を冷やすともいわれているので、ジンジャーを同量ブレンドするとGood。
胃が弱い方はジンジャーを少なめにして、様子をみてください。
ハーブは薬ではないので、続けないことには効果を期待できないので、最低でも1週間以上は続けてください。
先ほどもお伝えしましたが、桑の葉茶はお薬ではありません。何よりも続けることが大切です! 食べたものを脂肪にしないためにも、ぜひ試してみてはいかがでしょうか?
※糖尿病の治療薬を使用している方の飲用は避けてください。
ライタープロフィール
Kupono Beauty代表、クポノライフデザイナー・星有子
10年以上アパレル勤務後、2014年に独立。在勤中にスクールに通い基礎医学やホリスティック医学を学ぶ。美容&ファッションライターや化粧品&サプリメントの商品開発&経営のコンサルタント業を行う。
【保有資格】
日本メディカルハーブ協会認定 ハーバルセラピスト/日本メディカルハーブ協会認定 メディカルハーブコーディネーター/日本メディカルハーブ協会認定 ホリスティックハーバルプラクティショナー修了/日本アロマ環境協会認定 アロマテラピーアドバイザー/日本アロマ環境協会認定 アロマハンドセラピスト/日本アロマ環境協会認定 アロマブレンドデザイナー