花田美恵子さんも！アラフィフ女性がショートヘアにする理由

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篠原涼子もバッサリカット

美恵子さんのヘアカットを担当した『air-AZABU』のマネジャー阿部忠幸さんがこう話す。

「昔から髪には不思議な力が宿っているといわれています。髪を切ることで“幸運”な力が寄ってくるのでしょう。実際、髪形を変えると、皆さん、目の輝きが違ってくる。美恵子さんもすごく生き生きとされていました」

美容ジャーナリストの齋藤薫さんは50代以上の女性にとっての“髪の重要性”をこう力説する。

「40代までは顔の方が重要だったかもしれませんが、50代からは顔と髪形が逆転して、ヘアスタイルこそが“女性の顔”となるのです。だからこそ、今までの髪形が決まらなくなったら、潔く次の髪形を探しましょう。その年齢年齢にあった髪形はあるはずですから。また髪形だけでなく、普段の生活でも50代に入ってからは、髪にかける時間を年々増やしてほしい。手間をかけただけ、素敵になれるのですから」

前出の阿部さんも、50代以降の髪質の変化を指摘する。

「個人差はありますが、50代くらいになると、髪がやせるというか、コシやツヤがなくなってくるんですよ。ボリュームが減って、パサついてくる。白髪も出てきますから、こまめにメンテナンスしないと老けて見える。昔のままのロングヘアに固執すると古臭く見えることもあります」

その欠点を補うのが、ショートヘアなのだという。

「短くするだけで、若々しく見えるんです。頭の面積が少なくなるので、全身のバランスがよくなり、洗練された印象になります」（阿部さん）

また、最近のファッショントレンドともショートヘアは相性がいいという。ファッションジャーナリストでオールアバウト「ファッションガイド」の宮田理江さんが解説する。

「昨今のファッションのトレンドは、ぬけ感のある軽やかな装いや、性別にとらわれない“ジェンダーレス”な着こなし。ハリウッド女優やモデルの間では“ピクシーヘア（妖精ヘア）”といわれ、世界的にショートヘアが支持される傾向にあります。

若々しくハツラツとした印象を与えるので、年齢が高くなったかたにも人気です。ショートにすると清潔感も出るので、多少肌を露出してもいやらしく見えなくなるのがメリットですね。今年流行のワイドパンツやボリュームのあるアウター、大ぶりのイヤリング、首に巻くスカーフなどにもショートヘアは好相性です」

とはいえ、髪は女の命…バッサリ切るからには失敗は避けたいところ。アラフィフ断髪の注意点を前出の阿部さんが教えてくれた。

「こういうイメージになりたいと伝えれば、美容師はそれなりにカットすると思います。ですが、本当に似合う新しい髪形を作りあげるには、美容師との信頼関係が必要だと思います。そのためにも、できれば美容師は特定の人を決めた方がいい。美恵子さんの場合もハワイと東京を行き来する生活リズムや、ヨガを教えていることなど彼女のバックグラウンドまで知って、はじめてバランスのいいナチュラルな魅力を引き出せたと思うんです」

信頼する美容師によって、新たな魅力を引き出された美恵子さんは、取材の最後に思い描く未来について語ってくれた。

「子供たちに心配をかけないように、再婚も含めて自分の幸せを探していきたいです」

ハワイから朗報が届く日は近い!?

※女性セブン2017年12月14日号