2019/01/28
どのフリマアプリが売りやすい?プロがおすすめする5選
ここ数年でフリマアプリがかなり浸透してきました。それに伴って、たくさんのサービスが登場してきたので、ユーザーとしてサービスの中身も気になりますが、いったいどれを選べばいいの?ということになってしまいがち。そこで、市場規模や使いやすさ、安全性や個性などを踏まえてガイドおすすめのフリマアプリをご紹介。特徴や手数料などを比較して自分にあったサービスをみつけましょう。
おすすめフリマアプリの手数料・商品ジャンル比較表
1.メルカリ
日本国内でダントツの規模を誇るメルカリ
フリマアプリといえばメルカリ。まさに代名詞とも言えるほどの規模を誇るのがメルカリです。ダウンロード数7000万(2018年5月現在)で、日本ではダントツのユーザーを抱えています。出品されている物は様々で、総合的なフリマといえます。また、本やDVDなどをバーコードの読み込みで出品ができる「メルカリ カウル」や、出品者と購入者が直接会って取引をする「メルカリ アッテ」といった姉妹アプリもあります。
さらに、メルカリ内にも写真を取るだけで査定、そして買い取りをしてくれる「メルカリNOW」も登場するなど、サービスが拡大しています。
売る側のコストとしては販売手数料10%がかかります。また送料は出品者が負担することが多いので、これもコストに含まれるでしょう。購入者は支払いの手数料がかかることがあります。クレジットカードやメルカリポイントでの支払いでは手数料はかかりませんが、コンビニ支払い、銀行支払い、キャリア決済のときには100円の手数料がかかります。
発送方法のらくらくメルカリ便やゆうゆうメルカリ便を使うことで、お互いに住所などの個人情報を伝えずに商品を送ることができます。これを匿名配送といいます。
【公式】メルカリ
2.ラクマ(旧フリル)
2018年2月26日にラクマとフリルが統合。
2018年2月26日、フリルとラクマが統合しました。これによって新しいラクマが誕生し、ユーザー層の拡大、取引に増加を目指します。ラクマの商品がフリルに移ることになり、将来的にラクマは閉鎖されます。ラクマに売上金がある人は、新しいラクマに移すことが可能です。フリルが女性向けのフリマアプリだったことを受け、ラクマでも同じような雰囲気は残っています。女衣類やアクセサリー、小物が多く見られます。
手数料は、以前は無料であることが魅力的でしたが、2018年6月4日から「商品価格の3.5%」に変わりました。
購入者がお金を支払う方法は、楽天ペイ、コンビニ決済、銀行ATM決済、クレジットカード決済、ケータイのキャリア決済、LINEPay、Paidy、ポイント決済、売上金払いがあります。楽天スーパーポイントも利用可能ですが、購入した金額の全額を楽天スーパーポイントで支払うことはできません。ポイントとカード払いを組み合わせる必要があります。楽天ペイを使うと100円ごとに楽天スーパーポイントが1ポイントもらえます。
【公式】ラクマ
3.ブクマ!
バーコードを読み取るだけの簡単出品が可能
本を専門としたフリマアプリです。出品の仕方が特徴的で、裏表紙にあるISBNコードを読み込むだけという、非常にシンプルな方法です。そのため出品するときの時間は1分もかかりません。商品の状態は「難あり」「可」「良い」「とても良い」の4つから選ぶだけで、表紙や焼けの状態などの写真は掲載できません。そのため、商品説明にけっこう詳しく書く必要があります。比較的状態のいい本であれば、商品説明への入力も少なくて済むので、楽だと思います。
【公式】ブクマ!
4. minne(ミンネ)
ハンドメイド専門のminne(ミンネ)
ハンドメイドに特化したフリマアプリなので、他とはかぶらないオリジナルの商品(作品)が並んでいます。お気に入りの作り手(作家)を見つけてリピーターになる人も多いので、作品を作り続ける必要はありそうです。また、いくらハンドメイドとはいっても、ある程度の質が求められるのは間違いありません。
月額の利用料は0円ですが、売れたときには販売手数料として10%がかかります。手づくり品やリメイク品、アート作品はもちろんですが、作品を作るための材料や素材もミンネに出品することができます。逆に、いくら手づくりといっても、化粧品や石けんなどは販売することができません。また、販売した後の発送については、「らくらくミンネコパック」があります。これはヤマト運輸と連携した方法で、ネコポスと宅急便コンパクトが用意されています。全国一律料金で、ネコポスは250円、宅急便コンパクトは500円です。ファミリーマートかヤマト運輸の営業所から発送ができます。
【公式】minne
5.KANTE(カンテ)
ブランド品に特化したKANTE(カンテ)
ブランド品リユースの最大手であるコメ兵が手がけるのが、「KANTE(カンテ)」です。扱うのは中古のブランド品ですが、そこに鑑定機能がついているのがコメ兵らしさといえます。出品は商品の写真を撮るだけでなので、非常に簡単です。購入する側は、買った商品が本物かどうかをコメ兵に鑑定してもらう「KOMEHYOカンテイ」を選ぶ形になります。もし正規品でないと鑑定されたら、その取引はキャンセル扱いになります。鑑定は必ず行われるのではなくて、あくまで選択制となっていて、もし選択しないならば購入価格が2%安くなります。手数料は、販売価格が5万円未満の場合には15%、5万~10万円未満ならば12%、10万円以上は10%となっています。
【公式】KANTE
今後、フリマアプリによる取引はますます増えていくと思います。そうなると、さらに色々なサービスがリリースされる可能性は高く、利用者としては「どれを選ぶか」がポイントになりそうです。専門的なアプリを使うのもいいですし、総合的な商品が集まるアプリでもいいでしょう。また手数料や発送方法を基準に選んでもいいと思います。ただ、たくさんのフリマアプリがあるからといって、それらに振り回されてしまうのには注意が必要です。自分にあったフリマアプリを絞り込むことが、今後は大切になってくると思います。