生きていれば多かれ少なかれ悩みは尽きないもの。どうするかを他人が決めてくれれば楽、なんてこともあるかもしれませんが結局決めるのは自分自身。
どうしようかと悩む時間はとても苦しく、できれば避けたい。楽に決定できれば……。「BUSINESS INSIDER JAPAN」では意思決定の際に役に立ちそうな6つのことが挙げられていました。
1.難しい選択をポジティブに捉える
人は優劣をつけがたい2つの選択肢で悩むことがよくあるのだそう。難しい選択ほど本来の主体性を取り戻す機会なのだとか。自分が何を欲しているかきちんと問い直し歩いて行く方向を修正できる良い機会、と言われると決定することに少し楽しさを感じそうです。
2.成功のかぎは、やり抜く力
ペンシルバニア大学の心理学教授によると挑戦し続ける力を「グリット」と呼ぶそう。それを育てる最良の方法が「成長思考」を育てることなのだそう。なんでも厳しくなったところでやめてしまいたくなるものですがここが踏ん張りどき。ここから出発点と思えることが大事のようです
3.選択のパラドックスについて
物にあふれている今、服やランチを選ぶ時の選択肢は多いものです。なんてことない選択なので気付かず過ごしてしまいますが、実は細かな選択の連続は「選択疲れ」を引き起こしてしまうのだそう。自分で意識して選択肢を減らしていく必要があるようです。
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4.我々は本当に自分で決めているのか
意外と盲点なのが右にならえ、にしてしまうこと。なんとなくみんながそうしているから、が自分のすることにすり替わっていないでしょうか。そんなときはなるべく自分の意思決定のデフォルトに注目。例えば棚にあるジャンクフードを避けるのではなく、初めから購入しないなどきちんと健康的なものにしておき、最初から余計な意思を使わないようにしてみると簡単に選択できそう。
5. 独創的な人の驚くべき習慣
困ったときはすぐにでもそこから抜け出したくなります。でもそこで少し待って見るのもありかもしれません。例えば、プロジェクトに着手するのを少し先延ばしにすれば、様々なアイデアが浮かび、独創的なものができあがる、ということも。問題は早く解決するのが良い、ということばかりではないようです。
6.経験と記憶の謎
経験と記憶の2つ。それが幸福を感じるため覚えておきたいものなのだそう。面白いもので楽しい経験が長くなるとそれだけの楽しさは得られるものの、終わった後の経験はそこからは増えないのです。短くてもそれは同じ。思い起こす楽しい記憶は長くなるというわけではないよう。その都度より意識的な選択をし、幸せを最大限に感じたいものです。
意思を決定するときはそればかりに注視してしまい周りが見えなくなってしまうことが多いです。人に相談したりするのも一つの手ですが、自分で冷静に良い判断ができれば後悔せず納得のいく答えが出やすい気がします。
そんな時のための6つの指針。困った時に思い出して自分が一番納得できる選択ができればいいですね。
[BUSINESS INSIDER JAPAN]